東洋医学と運命学

対談も第3回目となり、今回は源流を同じとする東洋医学と東洋運命学についてのお話となりました。医療の世界と運命とは、一見かけ離れたように思えますが、根源的な思想は中国の陰陽五行。健康志向の高まりとともに、漢方をはじめ、未病対策と一段と注目の集まる東洋医学ですから、興味津々・・・・です。

本の通りにはいかないもの


代表:

毎回お聞きしていますので、まずこの質問からにいたしますが、運命学についてどのように思われますか?

土田:

運命学というのも陰陽五行という考えのもとになりたっていると思いますが、私も鍼灸の勉強をしている時、先生に、陰陽五行、具体的には易経ですが、それをしっかり勉強しておきなさいと言われました。易経を勉強して、運命学の考え方と同じような観方で、患者さんを診るという事が大いに必要と思われます。

代表:

最近の方は、基本となる考え方である陰陽五行などはあまり意識されていないと・・・。

土田:

もちろん基本的なところは一部学ぶわけですが、私が勉強したような事や実践しているようなことをする人は非常に少ないように思います。

代表:

それは具体的にどういうことでしょう?

土田:

ハリでも灸でも、ここにしてはいけないという場所があるのですが、解釈がちがっていたりします。また、ハリや灸には治療する順番というのがあるんですが、それも教えないようですね。教科書にも書いてなかったりします。私は何でも自分で試してみるのでダメという場所にも自分でハリを打ってみた。自分で試してみて具合が悪くなったから、ああ、やはりそういうものか・・・と。

代表:

なんでも実践で確かめるということでしょうか?

土田:

そうです。本には良いと書いてあっても、実際には良くないこともあります。人の体のことだから、教科書どおりに行かないことだってあるということです。

代表:

それは運命学でも同じですね。私達は「実践運命学」ということで、とにかく色々な書物に書かれていたり、古くから伝わっていることでも実際にどうなっているかを徹底的に調べます。運命学は実践で使えないことには意味がないですから。治療の世界でもそうだと思いますが、結果として症状が改善したり治ったりしなければ意味がないということですね。

土田:

私も数多くの患者さんを診るうちにわかったことは沢山あります。

代表:

のべにして60万人以上の患者さんをみてこられたとか・・・・。

土田:

とにかく、患者さんを診ている数は多い。何十年も朝から晩までやってますから(笑)

代表:

その経験の中で、例えば普通の人は関連があるとはみないけれど、これは関係しているな・・・・という症状や病気などはありますか?



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麟誠鍼療院院長
土田 裕三
[ツチダ ユウゾウ]
・1941年 石川県金沢生まれ
・早稲田大学法学部卒業後、企業に勤めるも交通事故に遭い生死をさまよう。
・鍼灸などの東洋医学で救われた事をきっかけに、この道へ。
・開業後は朝7時から夜12時まで365日患者さんを診続け、その人数はのべ60万人を超える。
・西洋医学との連携でよりよい治療を目指して現在も精力的に活躍中。
著書
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